春季限定ポコ・ア・ポコ!【プレイ感想記】
どうも、しゅーです。
今回は とうふ 様から「春季限定ポコ・ア・ポコ!」というゲームをお借りしてプレイさせていただいたので感想記事を書かせていただきます。
※こちらのゲームは18禁ゲームです。
※当記事には多大なネタバレが含まれています。
プレイしたエロゲ四作目です。
とうふさん「次はどんなゲームやりたい?」
僕「青春でエモエモなやつがやりたいです」
とうふさん「任せろ」
とうふさんの豊富なエロゲ知識に敬礼。
「彼方くん、自分な、今月で特待生クビやて!」
先輩から告げられた知らせ。――心当たりはある。音楽特待生として入学して1年前から音楽活動を辞め、妹の藍が入学してすぐに両親が失踪して以来、バイトで生計を立てている。当然かと思う。
たったひとつの救済処置は、卒業式で教師たちに評価を貰える演奏をする事――
音楽が嫌いだった。幼なじみを奪った音楽が。 しかも、課題曲が幼なじみの作曲したもので――
(wikipediaより)
今回のヒロインは上の画像で左からピンクの髪の一 桜(にのまえ さくら)、黒髪ロングの悠木 夏海(ゆうき なつみ)、赤髪の野々宮 藍(ののみや あい)の三人です。
とうふさんは僕がどのヒロインを推すか、渡す前から見抜いてたみたいです。僕ってそんなにわかりやすいっすかね...(ショック)
さて、この作品なんですが、主人公野々宮 彼方(ののみや かなた)の幼馴染であり、悠木 夏海の双子の姉、悠木 春花(ゆうき はるか)が1年前に病気で亡くなっています。また、彼方は幼い頃から音楽を指導された世界的チェロ演奏者である父の野々宮 哲司(ののみや てつじ)が彼方と妹の藍を置いて失踪したことから関係が悪く、音楽から離れてしまっていました。
こうした家族関係を乗り越え、春花の死を受け入れて、彼方が再び音楽と向き合うまでのお話です。
家族関係とか、友達関係とか、とことんギクシャクして、それでも葛藤しながらも成長していけるのって青春時代ならではって感じがして好きなんですよね。
本作品はコメディな要素が強めでプレイしててそれほど重たい感じはなかったんですけど、シリアスパートではそうした青春のエッセンスを感じられる良い作品でした。
作品タイトルにあるポコ・ア・ポコは演奏記号で「ゆっくりと」って意味らしいです。1年かけて「ゆっくりと」前に進む、作品に合った良いタイトルだなと思いました。
以下個別ルートごとの感想です。
一 桜√
クール系美少女だと思っていた時期が私にもありました。
実際は終始マイペースな気まぐれ少女。天才肌ってやつなのかな。
適当な発言ばっかりなんですけど、春花を亡くした悲しさを誤魔化すために演じてるのかな~と思って憎めないキャラなんですよね。
桜√は家族関係の方は割とほったらかしで主に春花の死を乗り越えるルートですね。
Hシーンの3つ目のあとの桜が、春花の死から逃げて彼方と共依存エンドになりそうな病み具合で良かったです。闇堕ちする女の子は可愛い。
反対に1つ目と2つ目はHなシーン入れるがために無理やり入れたって感じの強引さでちょっと残念でした。エロゲ特有の発情期...
ちなみに一番好きなのは過去の桜です。可愛い。
野々宮 藍√
妹ちゃん。実は義理。エロゲ世界には義妹しかいない。不思議ですね。
あと超ブラコン。エロゲ世界の妹は全員ブラコンです。とても不思議ですね。
こっちのルートは桜√とは反対に家族関係の問題を解決するルートです。
他ルートでは明かされないお父さん失踪の理由も明かされるんですけど、彼方に黙って母親の治療費払ってたとか理由がかっこよすぎ。てかかっこつけすぎ。そういう理由なら話せよ、と思ったけどその辺が父親の意地なんでしょうね。エロゲ世界のパッパはかっこいい人多すぎ。
そんなお父さんが最後に演奏会のステージの時間稼ぎしてたシーンがこのルートで一番アツかったです。
ところで、義理とはいえ妹と恋愛しちゃってる点についてなにかしら障害があるかなと思ったら、その点に関しては割とスルーされてました。ええんか...?義理なら恋しちゃってもセーフなんか...?
こちらは過去の藍ちゃん。まだ義妹になったばかりで敬語使ってます。天使すぎ。この作品はヒロインの幼少期が可愛い。
ちなみにこのルート、実妹も出てきてしまいます。エロゲ世界には義妹しかいないといったな、あれは嘘だ。
当然ブラコンです。妹なので当たり前ですね。妹ルートの終盤に突然出てきて僕のハートも奪っていきました。実妹ルートの実装が待たれます。
ん?実妹と恋愛は義妹よりヤバいだろって?こまけぇこたぁいいんだよ。
悠木 夏海√
ナ・ツ・ミン!ナ・ツ・ミン!
黒髪ロングのツンデレちゃん、圧倒的正ヒロイン。今作の一番推しです。
10年も彼方に片思いしてたらしいです。拗らせすぎ、可愛いかよ。
しかも亡くなった春花のフリをして亡くなった後もメールを送るというなかなか闇の深い行動してたりします。
音楽の才能でも敵わず、恋愛でも想い人が姉のことが好きって状況で突然姉が亡くなったら感情ぐちゃぐちゃになりそう。
天才だった姉の春花の音楽を越えられないことにコンプレックスを抱きながらも、ひたむきに努力してる姿が素敵なんですよね。
あと、このルートを攻略したらタイトル画面の画像が変化して部活風景のスナップ写真になるんですよね。それがエモくてエモくて... こんな青春を送りたかった。
このルートのナツミン最かわシーンは彼方に可愛いって言ってもらって喜ぶナツミン。なんやこの生き物、可愛すぎんか?
ナ・ツ・ミン!ナ・ツ・ミン!
というわけで春季限定ポコ・ア・ポコ!のプレイ感想記でした。
幼馴染の死という重めのテーマをコメディ要素を交えながら上手くまとめてる良い作品でした。
ほんとはこの記事日曜日までに上げたかったんですが、プレイし終わったときと記事書いてるときで期間が空いちゃったので全体的に軽くプレイし直してたら時間がかかってしまいました。
日曜までに記事上げられなかったら木の下に埋めてもらって構わないよと言ってしまったので木の下に埋められてきます。
ここまでお読みくださりありがとうございました。それではまた次の記事で。ノシ