アオナツライン【プレイ感想記】
どうも、しゅーです。
親愛なる とうふ 様から「アオナツライン」っていうゲームをお借りしてプレイしたのでプレイ感想書かせていただこうと思います。
※こちらのゲームは18禁ゲームです。
※当記事には多大なネタバレが含まれています。
18禁ゲームに縁がなかった筆者がとうふさんに脅はk...ゲフンゲフン、勧められてエロゲをプレイして半年、ノベルゲームみたいなジャンルはあんまり好みじゃなくて、初めてプレイした「片恋いの月」ってゲームも面白かったけどそこまで刺さらなかったんですよね。でも「アオナツライン」はめっちゃ刺さりました。好き。
まず第一にヒロインたちが可愛い。
可愛い。あと可愛い(語彙力)
左から仲手川 結(なかてがわ ゆい)、向坂 海希(こうさか みき)、椎野 ことね(しいの ことね)です。この3人がヒロインになります。
あと絵がめちゃくちゃきれいです。プレイしててほんとにアオナツラインの世界にいるみたいに感じちゃうくらいきれいです。
ストーリーが「青春一色!」って感じなんでグラフィックの綺麗さと相まってめっちゃ爽やかに感じます。青春が眩しすぎて浄化される......
ここからは個別のルートごとの感想です。攻略順に書いてます。
仲手川 結√
共学に憧れてお嬢様学校から転校してきたフッ軽お嬢様。成績優秀だけど運動音痴。こんな美少女に一目惚れされて転校してきたら好きになっちゃうわ。
ちょっと水着えちえちすぎません?大変素晴らしいと思います。
結のストーリーのときの主人公の心理がなんかリアルで一番共感できました。男女共学の華やかさに憧れて転校してきて主人公と付き合ったの、自分はただの青春の1ページに付き合ってるだけなんじゃないかって思っちゃうよね。
付き合った後の登校日にモブから「夏休みだけでも付き合えてラッキーだな」って陰口言われるシーンあるんですけどここ主人公の立場だとめっちゃ心に刺さりますよね。夏休みマジックで付き合って2,3か月で別れる高校生カップルおるよな、わかる。
結ルートで好きなシーンが、千尋に「このわがまま娘が!」って言われて泣いちゃうシーン。超かわいい。超めんどくさかわいい。
あと結ルートは海希の失恋にもちゃんと触れてるのが良いですよね。ことねルートはその辺はほったらかしだったから。
お付き合いもお試しカップルから始めたりと、好きあってるくせにめっちゃめんどくさいカップルやってるところが思春期っぽくて良かったです。
椎野ことね√
高校デビューしたイマドキJK。生意気な後輩ちゃん。高校デビューしたんだけどグループ内で浮いちゃって主人公たちに助けてもらいます。
かわいい。推せる。一生この顔で「先輩~♪」って言われてからかわれたい。
泣き顔もかわいい。からかうのに失敗してこの顔してほしい。
最初の頃はそっけないしなんなら主人公のこと嫌ってるレベルだったのにだんだん好感度上がってってるのが分かりやすすぎてずっとニマニマしてました。
主人公のこと好きになる気持ちもわかるくらいのイベントだったのも良いですよね。先輩クズ過ぎてワロス。
ところで僕は後輩キャラにはずっと「先輩」って呼んでもらいたい派なんですけど、ことねは途中からため口になっちゃうんですよね。普通に考えて付き合う二人ならため口になるだろうし、二人の親密度が上がってるってことで嬉しくもあるんですけど後輩キャラ有識者の皆さまはどう思われるでしょうか。
さて、そんなことねのルートですけど、ことねが芸能界目指してます。まじか。女の子はやっぱり芸能界に憧れるもんなんですかね。
ストーリーとしてはずっとことねのオーディションに向けての話なんで、他3人が置いてけぼり気味であんまり評価は高くないんですけど、エンディングのことねの歌も素敵だったし、ことねの可愛さを堪能できるストーリーでした。
向坂海希√
元気で明るい主人公の幼馴染ちゃん。こんな幼馴染が欲しい人生だった。
ラブコメなんかじゃ幼馴染は負けヒロインの代名詞のイメージあるんですけどエロゲではそんなことないんですかね?
ポニーテールの美少女は浴衣が似合いますね。可愛い。
「このゲームで好きなキャラは?」と聞かれたら ことね と答えますけど「アオナツラインのメインヒロインは誰?」って聞かれたら海希って答えます。それくらいにはアオナツラインはこのルートのためのゲームだったし、他ルートとはちょっと完成度が違いました。
もっと言うとこのルートは海希のルートというよりも海希と千尋、そして達観(主人公)のルートでしたね。
他のルートと違って付き合うまでのストーリーの重いこと重いこと。どんだけ拗らせてたんだって感じですよ。海希と千尋、達観の過去をメインにストーリーが展開されていくんですけど、中学生時代がまじで地獄でした。つらい。達観くんいつまで勘違い拗らせとんねんって感じだけど中学生のときの海希とあんな感じなんだったら「海希が自分のこと好きなわけない」って思うのは仕方ないと思いますよね。
このルートの一番好きなところは何といっても海希、千尋、達観が関係の変化を受け止めて前に進んでいく最後の浜辺のシーンですね。
結とことねのルートでは、達観は海希の好意には気付かないし千尋の思いにも全く気付かずに進んじゃうんですよね。この二つのルートは海希と千尋、特に千尋にとってはすごく救いのないストーリーだと思うんですよ。自分のせいで好き合ってた二人の恋が報われずに終わる(少なくとも千尋はそう思うはず)わけですから。
でも海希と達観が付き合うことで、三人のいわば共依存的な関係からそれぞれ前に進めてるんですよね。関係の変化を恐れて前に進めなかった三人が、最後に思いをぶつけあう最後のシーンは感動でした。海希と達観が付き合えたのはどう考えても千尋のおかげだからそんなに気負う必要ないんやで...(涙
ほんと最後のバスケのシーンと言い、千尋くんかっこよすぎん?なんでブランクあるのにバスケの試合無双してるんや。イケメン過ぎやろ。
総評として、めっちゃ素敵な作品でした。俺ガイルみたいな青春群像劇的なラブコメは大好物なので、ほんとに楽しくプレイさせていただきました。
続編は無粋になる作品だと思うんであまり期待できなそうなのが残念です。
こういう感じのエロゲ大好物なんでおすすめあったら教えてください。
それではまた次の記事で~。